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ツェルマットの創造性シンポジウムにて
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World Future Society
国際学会発表
May. 1992 | 「Is Japan Changing?」 Digital Television More than HDTV 会場:米国マサチューセッツ工科大学、ボストン、米国 |
日本はHDTVについては既に定時試験放送を開始し、軌道に乗せているが、既存方式に留まっているわけではない。日米欧はまず共同の研究開発に着手すべきだ。この目的のために70%の政府資金を利用した共同研究会社の設立を提案する。そして究極的に我々が目指すテレビはWYWIWYS(what you want is what you see:見たいものがそこにある)テレビである。 |
Apr. 1994 | 「Scalable Multi-Media Information Distribution Architecture」 IEEE International Symposium on Speech, Image Processing and Neural Networks ISSIPNN'94 会場:香港 |
全情報のディジタル化が進んでいる中で、最も重要な役割を果すのがATMとMPEG2の技術である。本稿では、これらの要素技術を基本として、広範囲なアプリケーションに適用可能なスケーラブル・マルチメディア情報配信システムの構築を提案する。本人は 蓄積メディアと通信メディアとの結合部分のシステム概念の設計について主に担当した。Fujiwara、 Kasahara、 Yamada、Takikawa、 Watatani、 Nishi |
Jun. 1995 | 「Internet and Consumer Electronics -- Proposed Scenario for Internet Becoming the Third Media after Telephone and Television」 I NET'95 会場:ハワイ、米国 |
インターネットが電話とテレビに続く第三のメディアになるためのシナリオはどういうものか。現在のコンピュータはソフトのサービスが充分ではないのでなかなか普及しない。コンピュータが家電のように普及するためにはマルチメディアパソコンとデジタルビデオディスクが世界的な情報ネットワークでつながる必要がある。インターネット上のマルチメディア産業は21世紀には確立されてゆき、大きなビジネスチャンスとなる。 |
May. 1996 | 「VLSI Implementation of a Complete Chip Set for an MPEG2 Real-Time Encoder」 | MPEG2におけるメインプロファイル・メインレベルを対象としたエンコーダ をリアルタイム処理するVLSIチップセットを開発した。チップセットは、プレプロセス(PRE)、粗探索処理(CME)、予測符号化(COD)、量子化・可変長符号化(QVL)、密探索処理(FME)の5個のVLSIにより構成する。また、HDTVレベルのエンコーダはこのチップセットを8セット並列に用いることによりリアルタイム処理が可能となる。 Kobayashi、 Saito、 Kimura、 Nakatomi、Nagai、 Arai、 Wuertele、 Fujiwara、 Okada |
Nov. 1996 | 「UNL--Intention of Universal Networking Language--」 UNL96 会場:国際連合大学、東京 |
インターネット上での機械翻訳言語「UNL (Universal Networking Language))を世界13カ国で共同開発する。日本での開発のコンセプトや開発の現状、将来の展望などについて発表。英語がほとんどのインターネット上の情報で世界の情報格差をなくすため、また相互理解を正確にするために機械翻訳のための中間言語が必要となる。そのための日本の役割についていても述べた。 |
Jun. 1997 | Seeds to Flowers : The Object of Knowledge, The Aim of Work --The Future of Knowledge and Work-- The Future of Knowledge, the Future of Work 会場:ミラノ、イタリア |
ノーベル賞受賞者の集まる学会で発表。知識と仕事の未来についての考え方について述べる。知識は蓄えるものではなく実践するためのものである。知識を持っている人は多いがそれを社会のために役立てている人は少ない。種が花を咲かせるように、知識を社会に役立てるためには会社、社会の環境作りが必要である。インターネットによって節約された時間をどう使うかが仕事に対する概念の変化のキーとなる。 |
Oct. 1997 | 「Nano Computer in Our Daily Lives」 MIT Media Lab WearablesSymposium 会場:マサチューセッツ工科大学、ボストン、米国 |
軽量・小型化が進むことによりコンピュータは身につけられるようなものになる。将来は家電をはじめとするすべてのものにコンピュータが組み込まれ、もの同士がネットワークで相互に結ばれていくことが予測される。コンピュータの極小化がわれわれの日常生活に与える影響について述べた。 |
Oct. 1997 | 「UNL--Intention of Universal Networking Language--」 The Club of RomeAnnualConference:The Global Information Society 会場:スミソニアン協会、ワシントD.C.、米国 |
将来の情報社会を考えるローマクラブの年次総会において、情報化社会の障壁となるのは各国間の言語の違いである。その壁と取り除くために、インターネット上の機械翻訳言語「UNL」を開発するに至った理由と意義について述べた。 |
Sep. 1998 | 「What We Need for the Future」 14th International Conference on Computer-Aided Production Engineering 会場:KKRホテル、東京 |
コンピュータ支援による生産工学の未来において必要となる技術的、社会的要素について述べた。産業革命に続いて21世紀には情報革命が社会的な転機となり、マルチメディアの技術が必須となる。そのためには社会的な整備がこれから必要となり、国際的な対話が今まで以上に求められるようになると解説した。 |
Sep. 1998 | 「The Shape of PC Evolution」 Human and Computer1st International Conference 会場:会津大学、福島 |
コンピュータが家電のように家庭に普及するためにはマルチメディアパソコンが世界的な情報ネットワークでつながる必要がある。これから必要になるのは、テレビ及びラジオ放送とインターネットがリンクしたインターネットテレビである。未来の「情報家電」に必要な要素を他のこれまでのメディアと比較して説明した。 |
Nov. 1998 | 「Internet and UNL the Future of Knowledge 」 UNL '98 Conference 会場:国際連合本部、ニューヨーク、米国 |
インターネット上の機械語翻訳システムによる国際的な知識の共有の意義と必要性を唱え、その社会的背景、未来を考察した。国際連合大学における研究開発の成果を国際連合事務次長、加盟国の大使及び代表団に説明、実演を行った。 |
Sep. 1999 | 「Internet and Quality of Life」 Human and Computer2nd International Conference 会場:明治大学、東京 |
これまでの世界史的な発展パターンを前提に、技術が社会、個人にもたらす影響を考察し、インターネットの発展によって、人々のライフスタイルや生活の質がどうのように変わっていくかについて述べた。時間に拘束されない生活が可能になったときに、時間の使い方が重要になり、価値観も変化してくると述べた。 |
Nov. 1999 | 「UNL: One of the Most Crucial Components of the Ever-Advancing Network Society 」 UNL '99 Conference 会場:欧州連合本部、ブラッセル、ベルギー |
「UNL」は今後ますます発展するネットワーク社会になくてはならない存在であり、重要な位置を占めていることを、これまでの実績とこれからの展望を交えて述べた。 |
Oct. 2000 | 「The Future of the Internet and its Implications for Employment」 EMERGENCE Conference 会場:National Bank of Hungary, Budapest, Hungary |
欧州委員会のIST(情報社会技術)プログラムとして始まった雇用問題研究シンクタンクが主催するEMERGENCEプロジェクトにおいて、インターネットの未来と雇用に与える影響について述べた。インターネットによって変わる雇用形態のメリット、デメリット、インターネット以外の相互のコミュニケーションの重要性について解説した。 |
Oct. 2000 | 「Impact of IT on Business and Lifestyle」 Kansai-Canada West Business Forum 会場:京都ホテル |
北米におけるIT関連の政策・今後のシナリオを考察。そしてさらに広くこれまでの世界史的な発展パターンを前提に、技術が社会、個人にもたらす影響を考察し、インターネットの発展によって、人々のライフスタイルや生活の質がどうのように変わっていくかについて述べた。時間に拘束されない生活が可能になったときに、時間の使い方が重要になり、価値観も変化してくると述べた。 |
Jan. 2001 | 「Universal Knowledge and Universal Language」 UNL Symposium 2001 会場:ジュネーブ |
MIT メディアラボにおける新プロジェクトの提案について解説した。「UPC(Universal Paper Computer)Project」においては誰もが購入できる低価格なプラットフォームの提案、「UIA(Universal Internet Access)Project」においては世界中どこからでもアクセスできるネットワークの提案、「UNL(Universal Networking Language)Project」においてはいかなる言語でのアクセスも可能にするアプリケーションの提案、という3つのプロジェクトの構想を述べた。 |
Mar. 2001 | 「The Urgency for More Dynamic Organization」 Japan-Western American Association2001 Annual Conference 会場:シアトル |
21世紀情報化社会のテーマとして、「新しいライフスタイルのためのライフデザイン」を挙げ、発想の転換を提言した。これからの組織と個人とのかかわりにおいて、この発想の転換が快適なライフデザインを実現させるための鍵となると述べた。 |
Apr. 2001 | 「Technology Change-Social Change: An Entrepreneur's View of the Internet's role in U.S.-Japan Relations」 United States Department of State The Japan Advanced Area Studies Seminar 会場:ワシントンD.C. |
アメリカ合衆国国務省主催の研究会において、日米関係における技術の変化と社会の変化を起業家の視点から考察した。これまでの世界史的な発展パターンを踏まえて、日米の将来的な関係や役割を考察し、インターネットの発展による、人々のライフスタイルや生活の質の変化や可能性について述べた。 |
July. 2001 | 「Universal Knowledge Project」 Massachusetts Institute of Technology Media Lab Digital Nations Conference 会場:マサチューセッツ工科大 |
MIT メディアラボにおいて、提案プロジェクトおよびその背景を説明した。これまでに人類の蓄えた「知識」を生かすために不可欠な要素を盛り込んだ4つのプロジェクト「URI(Universal Radio Internet)Project」、「UEC(Universal Electronic Coin)Project」、「UPC(Universal Paper Computer)Project」そして「UNL(Universal Networking Language)Project」についてそれらの構想および手順と目標を述べた。 |
Nov. 2001 | 「ブロードバンドで変貌を遂げるメディアの未来」 LCD/PDP International 2001 会場: パシフィコ横浜 |
プラットフォームの進化とインフラの方向性について考察。ブロードバンドの現状そして短期・中期・長期にわけた今後のブロードバンドの実現方法について述べた。 |
Nov. 2001 | 「The Future of Video Games」 情報処理学会Entertainment Computing 会場:早稲田大学 |
情報処理学会において新規に設定された研究会である計算機の娯楽利用について、第一回の発表会で、技術の展望について総論を述べた。同時に、研究会の今後の方向性についても目標を提示した。 |
Nov. 2001 | 「Next Generation Ferroelectric Memory Technology and Applications」 FeRAM 2001 会場:経団連ゲストハウス |
次世代のFeRAM技術を利用した製品の可能性とそのメディアシステムにおける位置付けについて述べた。発表の後、石原宏、Kinam Kim、Saied Terani、永田清人、角辰巳各氏とパネルディスカッションを行った。 |
Dec. 2001 | 「Information Society : Future Prospects and Proposals」 World Summit of the Information Society 情報社会に関する先進国首脳会議準備会合 会場:ジュネーブ |
2003年に開かれる予定の先進国首脳会議において、情報社会のあるべき姿が討論されることになっているが、本会合は国際電気通信連合(ITU)主催の準備会合として開かれた。本人は、日本政府代表として招待され、これからの情報社会の発展の障害となる要素について述べた。各国の政府や主要メディア、新聞社等がそれらとは全く別の組織を機能させることと、情報の選択を系統立てて行うことを教育の場で実戦することが必要であるとした。 |
Apr. 2002 | 「ブロードバンドで変わるディスプレイ、スピーカとパソコン」 電子ディスプレイフォーラム 会場:東京ファッションタウンTFTホール |
高速のインターネット接続が普遍化してゆく中で、ネットワークに接続されるディスプレイ、スピーカ、コンピュータ端末に要求される条件について、これまでの歴史的な技術の進歩を考察し、未来を予測した。同時にユーザーの高速ネットワークに対する要求と、高速ネットワークユーザー向けの情報提供事業の展開を考えている企業の必要条件についても考察した。 |