nishi.org 執筆・著書

執筆中

・西和彦『反省記 ビル・ゲイツが認めた「伝説の起業家」が、地獄で学んだビジネスの本質
ダイヤモンド社から2020年9月に発売。

・「西和彦の60年」をまとめた回顧録を自費出版。60歳の誕生日のパーティーで引き出物にした。
このホームページの「経歴」「業績」を中心としてそれに肉付けをしてまとめている。
第1部は0〜15歳、よゐことして。
第2部は15〜30歳、エンジニアとして。
第3部は30〜45歳、経営者として。
第4部は45〜60歳、教育者・研究者として。

・「メディアシステム教科書」過去15年間の大学講義をまとめたものを日経エレクトロニクスに連載した.これに写真資料などを収集して加筆して執筆中。単行本として大学教科書の予定。

・「ベンチャー経営学」の学部・大学院修士・博士課程向けのテキストを執筆中.全部で半期を4回,合計2年間の授業群に構成する予定.
1部「ベンチャー経営学とは」,
2部「ベンチャー金融論」,
3部「ベンチャー人材論」,
4部「ベンチャー広報論」.

・「アイデアを商品にする10のプロセス」について発想法をまとめたマニュアルを執筆中。大学のテキストとして使用予定。  



執筆

2020年9月9日 反省記 ダイヤモンド社 - 反省記
2016年12月19日 日経ビジネス 2016年12月19日 日経ビジネス p108『LEADER 93 ティム・クック』
2014 佐野 眞一
『あんぽん 孫正義伝』
小学館文庫、2014年9月

文庫版加筆(P.459-487)盟友が語る「孫とゲイツとジョブズの若かりし頃」

あんぽんの文庫本化に際し、著者のインタービューを受け、西和彦の考える孫正義像について述べた。記事は28ページに渡る長編で、著者の佐野眞一によれば、「これは結果として賢明な策だった。(中略)ここには、絶賛でもなければやっかみでもない、ほぼ等身大の孫正義が語られている。」と評している。
2013 工事中
2012 工事中
2011 工事中
2010 工事中
2009 工事中
2008 工事中
2007 工事中
2006 工事中
2005
日経BP社 日経bizTech
No.007 2005年6月26日

p28-35
『エンタメの王様復活は「第四の娯楽」の確立から』
2004
日経BP社 日経bizTech
No.004 2004年12月20日

p178-185
『アスキー経営の誤算』
2003





日経産業新聞12月2日p2
(日本経済新聞社) 「デジタル放送か高速ネットか」
月刊神戸っ子Vol.509 p55(11月) 「私の意見 『神戸っ子の未来』」
sesame11月号p107
(SSコミュニケーションズ) 「楽しく仕事をするために」
視聴覚教育(日本視聴覚教育協会)Vol.671(平成15年9月)p68 「座学と実習」
日経産業新聞10月21日p2
(日本経済新聞社) 「IT時評 『情報セキュリティー対策』」
日経産業新聞7月29日p2
(日本経済新聞社) 「IT時評 『スーパーコン競争の示すもの』」
NIME News Letter No.34(平成15年1月31日)巻頭ページ 「IT教育革命とメディア教育開発センター」
2002年7月1日 一柳アソシエイツレポートvol.5 p10〜12『特集論文 ベンチャー進化論』
2002年3月1日 兵庫教育 第53巻 第12号(兵庫県教育委員会) p24〜29『提言 「総合的な学習の時間」のテーマとしての現行の教育の再定義と活性化について』
2002

新潮社(文庫本) 「20才の頃」
私学経営 No.323
(平成14年1月)P.3 「21世紀に始まる本格的な産学協同・交流」
2001

日本歯科医師会雑誌11月号P.14
(日本歯科医師会) 「IT利用とメディカル世界の変化~患者さんとドクターの距離が近づく」
農林年金(農林年金福祉団) 2001年2月号P.14 「人生4つの価値観」
Shinsho(早稲田大学学園誌) 2001年夏号P.52 「私と本の付き合い」
電通報(電通) 2001年11月12日P.8 「『テレビ放送の国際化』比べて視ると世界が見える」
神宮司丁 第百八十八号 2001年1月
p40-46「いまと32年前と千三百年前の神宮」
伊勢神宮の広報誌である『瑞垣』に32年間の小学校時代からの神宮への想いや執筆時点の近況を述べ、さらに1300年前の北アジアにおける神宮の心理的位置について述べた。参拝者の表情の変化が神宮の空間の癒しそのものであると指摘した。
2000







情報コミュニケーションの100年P.192
(凸版印刷) 「メニューからコマンドを選んで動かす」
隆星2000年第32号P.1
(工学院大学電気電子情報同窓会) 「『信念』という『魔法』」
日経エレクトロニクス4月10日号P.147
(日経BP社) 「プレイステーション2はこれで本当に大丈夫か」
新世紀へのメッセージ20世紀良品P.79
(トランス・アート) 「電話番号がなくなる?」
読売新聞2000年10月21日付
がんばれベンチャーコミュニティー 「ベンチャーにとって1周年とは」
カリスマSEinternet記事
(sebank) 「エッセイ」
瑞垣 188号P.40
(神宮司庁) 「今と三十二年前と千三百年前の神宮」
兵庫教育2000年12月号P.44
(兵庫県教育委員会) 「『ビットセンス』と『母国語+米語』」
日本教育No287号P.24
(日本教育会) 「インターネットがわたしたちに与える影響」
週間 東洋経済2000年12月23日号P.48
(東洋経済新報社) 「インターネット時代の日米関係」
1999
「わ」 25周年記念号P.6 「放送のデジタル化をこう見る」
Shinsho 1999年3月1日号P.52
(早稲田大学学園誌) 「iMac、新パワーマックG3について」
ダイヤモンドType1999年4月1日号P.76
(ダイヤモンド) 「ビル・ゲイツでも1日は24時間『お金』よりも『時間』を大切に」
1998年3月7日 飛松中学校 創立50周年記念 『21世紀に向けて思うこと これからの50年で生活はどこが変わるか』
1998年2月21日 週刊現代(講談社) p203『おやじ、ありがとう(37)』
1998


金沢科学技術専門学校 学校案内 P.50 「INPAの利便性・インターネットと教育・アスキーのINPA支援」
MACPOWER 1998年5月号P.158
(アスキー) 「インターネットへのこだわりやお気に入りのページ」
マックピープル1998年10月15日号P.127
(アスキー) 「iMacについて」
本とコンピュータ 1998年10月1日号P.121 「私はコンピュータのこういうところが嫌いだ」
河北新報 1998年12月9日P.3 「宮城大学客員教授就任コメント」
1997

週刊朝日1997年2月14日号P.120
(朝日新聞社) 「私の読書生活『大統領就任式のために渡米して』」
ログイン(アスキー) 1997年4月4日号P.217 「250号記念特集 明日のコンピュータ」
月刊アスキー1997年7月号P.355
(アスキー) 「パソコン業界のキーマン20人に聞く!」
bit 1997年10月号P.3
(共立出版) 「私と『bit』」
1996



ビジネスコンピュータ・ニュース 1996年1月1日号P.23 「年頭所感」
日経ベンチャー 1996年2月号 「ビル・ゲイツ未来を語る」

1996/3
p255-260 解説
PHP文庫『失敗の中にノウハウあり―金儲けの神様が儲けそこなった話』邱 永漢
みんなハッカーになろう1996年
(単行本) 「あとがき 『ハイテクラスプーチン』への感想・意見」
週刊ダイヤモンド 1996年11月23日号P.54 「『NTT三〇〇社分離』私案」
図書 1996年4月号P.32 図書 1996年4月号P.32 「若い日の読書 図書」
図書 1996年12月臨時増刊号 図書 1996年12月臨時増刊号 「私の三冊 今まで読んだ岩波文庫の中で心に残る3冊」
1995





福武書店広告 1995年1月1日P.7
朝日新聞 「人と会社と国と四つの誕生日」
日刊工業新聞 1995年1月6日号P.1 「日米のソフトウェア産業」
ビジネスコンピュータニュース 1995年1月16日P.14 「ソフトで200億円を予定」
情報処理 1995年2月号P.118 「21世紀のパーソナルコンピューティング」
経営塾 1995年5月号P.34 「ソニー新社長出井伸之氏について」
JAL機内誌 ウインズ 1995年10月号P.5 「飛行機は期待と興奮を乗せている」

PHP研究所 Voice
平成7年11月号 第215号

p134-143『ウィンドウズ95異聞』

日本の論点 1995年11月10日P.320 「NTTを持ち株会社の解禁第1号にして、事業を再編すべし」

NTTを中心とする日本の電気通信産業の再編成の最大のテーマは、国際競争力を持つ強い企業群の育成あると説き、それが日本の国益にかなうと提言した。そのため持ち株会社を解禁し、NTTグループとNTTと競争できる民間の大同団結が必要であると説いた。この民間モデルは現在KDDIがそれを実現している。第三の電気通信事業体であるソフトバンクはこの頃出版事業しか手がけていなかった。

週刊ダイヤモンド 1995年12月9日号P.38 「NTTの分離・分割」
中央公論社 中央公論
1995年12月号

p108 - 114『第三提言 いま何が問題なのか』
1995年12月 <<希望の未来>>国際会議の記録 1995年12月 <<希望の未来>>国際会議の記録 1995年12月

会議に参加したパネリスト/インターネット会議 152P〜162
1994 ビジネスコンピュータニュース 1994年1月3日号 「年頭所感」
ポイント図解式MPEG教科書 1994年P.IV 「MPEG誕生までのメモリアル」
1993 ビジネスコンピュータニュース 1993年1月 「年頭所感」
1992
行政とADP 1992年3月号P.1 「何のためのコンピュータか」
Voice 1992年6月号 「企業家マインドは健在か-最悪のシナリオを書く-」
The Computer 1992年9月号P.126 「Windowsがどう進化するかが次代の重要なキーを握る」
1991




TECH B-ing 1991年1月号P.74 「パソコンを武器に情報戦国時代に嵐を巻き起こす男」
JSTDジャーナル 1991年2月号P.12 「仕事にやりがいをがいきいきと働く職場集団とは」
日経マイクロデバイス 1991年4月号P.13 「MPUはソフトまで含めて考える時代に」
東京新聞 1991年3月29日P.8 「びじねす随想」
P&T 1991年8月号P.12 「情報観」
笑顔とこしえに P.72 「竹井千穂さんを偲んで」
Voice 1992年1月号P.98 「賢さに『情』を加えて」
1990




教室の窓 1990年4月P.1 「私が受けた『真・善・美』の教育」
世界大催事記 1991年版P.38 「パソコン通信などの普及による情報社会の変化」
人材教育 1990年9月号P.1 「友人は平等な出会いしかできない」
人材教育 1990年10月号P.1 「ふたつのタイプに分かれるできる社員」
人材教育 1990年11月号P.1 「0.14%の人事と100%の人事」
人材教育 1990年12月号P.1 「任せることのできるのは『仕事』できないのは『趣味』」
ル・クール 1990年P.104 「僕の高校時代の『勉強』と『クラブ』 と『友人』」
1989
DENSO FRASH 1989年7月号P.10 「こころの若さについて」
ていくおふ 1989年秋号P.53 「ヘリコプターとの必然的な出会い」
東京新聞 1989年6月9日P.12 「『びじねす随想』-業界にとって避けられぬ課題-」
1988 ユリイカ 1988年4月号P.154 「平賀源内論」
1987 翻訳の世界 1987年3月号 「ことば あとらんだむ」
日本経済新聞 1987年3月12日P.8 「旅は道づれ」
1986





中央公論 1986年2月号P.68 「日本の技術はオナニー文化の所産か」
MACLUB 1986年Vol.6号P.4
丸善 「国際化しても国際人化することとなかれ」
DDI VOICE 1986年2月3日号P.4
(岩波書店) 「ネットワーク社会『広場』から『狭場』へ」
現代産業情報1986年P.328 「10年後の社会とパーソナルコンピュータ」
月刊Weeks 1986年10月号P.47 「リッチとは何か」
合理化 1986年9月号P.1 「パソコン通信のこれから」
電気通信時報1986年2月3日号P.4
(郵政省) 「半導体とソフトウェアがつくるパソコンの世界」
現代産業情報1986年12号P.2
(岩波書店) 「10年後の社会とパーソナルコンピュータ」
1985 臨教審だより 1985年12月号P.15 「私と教育 理系と文系」

連載

2002年1月号~2003年12月号 月刊ITセレクト(メディアセレクト) 「ニッポンのCIO」
1997年11月号~1998年6月号 マックパワー(アスキー) 「もしぼくがアップル・コンピュータのCEOだったら」
1997年10月14日~ 夕刊フジ 「デジタル・ドリーム・キッズ ソニー燃ゆ」
1995年3月20日号~1995年11月14日号 日本工業新聞 「視野」
1992年1月31日~1993年3月29日 日刊工業新聞 「予見 デジタルメディア」
1990年12月26日~1991年12月4日 日刊工業新聞 「つれづれ」
1989年5月15日号~1990年11月1日号 実業の日本(実業之日本社) 「SCOPE」
1988年7月26日~1989年7月2日 産経新聞(産業経済新聞社)
 
「経済時評」

学術論文

2001年7月 「日米大学の研究開発環境の比較分析 - 博士号学位授与者数と政府研究資金に関する日米大学の比較分析 -」 開発技術学会 「開発技術」Vol.7, 2001 近年日本の競争力の低下が議論される中で、日本の大学の研究力に関する先進国との格差が指摘されている。本研究においては、日米大学の研究開発について,研究の主体となる博士過程研究者の数と基礎的研究の資金である政府の研究開発予算の2点から比較分析した。藤末 健三、西 和彦、 坂田 一郎B5版、14頁(63~76頁)。
1999年12月 「会社と大学の関係について」 情報処理学会 「情報処理」 Vol.40 No.12 大学在学中に株式会社アスキーを起業し、店頭公開をして売上高500億円を超える企業にしたが、社長を退き大学教授の職を引き受けた。それを機に研究や講義だけでなく、教務にも積極的に関係するようになった。これまでの経験を踏まえて企業と大学との関係について考察した。また、その論旨についての見解も同時に掲載した。見解筆者:水野博之、森紘一、富永英義、棟上昭男A4版、3頁。
1999年3月 「新郵便番号を利用した地理情報システムの提言」 日本コンピュータサイエンス学会 「コンピュータサイエンス」Vol.5, No.1 現在、主要メディアで使われている各種のコードのうち、そのメディアのシステム全体を規定するような重要なものは、多くのユーザーにコーディングルールが公開された「開かれたコード」がほとんどである。また、数字のみで構成された「数字コード」は電話機など多様な入力装置に対応が可能である。こうした理由から7桁郵便番号は、地理情報システム(GIS)などの分野で、優れた入力コードとなる可能性があると考えられる。本人はメディアの分類の発想部分を担当した。村山恭平、高木和久、西和彦A4版、7頁(43~49頁)。
1999年2月「MPEG2 MP@ML/HLリアルタイムエンコーダVLSIチップセットのアーキテクチャとその実装」 画像電子学会 「画像電子学会誌」Vol.25, No.1 国際標準MPEG2 VideoのMain Profile @ Main/High Levelに準拠したリアルタイムエンコーダチップセットの開発を行った。本チップセットは前処理、予測符号化処理、直交変換/量子化/可変長符号化処理、動きベクトル粗探索処理および動きベクトル密探索処理の5種類のチップからなる。これらのチップセットで、ITU-R BT.601標準の動画像のリアルタイム符号化処理が可能である。さらに本チップセットは、符号化画像のレベルにスケーラブルな拡張機能を有しているため各レベルに合わせて複数チップセットを組み合わせることで、プログレッシブ符号化やHDTV画像の符号化が可能である。本人はHDTV対応の並列処理化を考案した。小林孝之、藤原洋、西和彦B5版、15頁(26~40頁)。
1999年1月 「 統合メディアシステムのアーキテクチャに関する研究」 工学院大学大学院 博士学位論文博乙第74号 1980年代から90年代にかけて著しく進展した情報メディアのデジタル化の結果、古くから紙メディアとして存在してきた郵便、出版、新聞に加えて、また広範に普及したアナログネットワークによる社会システムとして広く構築され普及してきた電話および放送の5つのメディアが、大きく変わろうとしている.従来個別に発展してきた上記5つのメディアに対する統合的な視点が求められるようになってきた.まず21世紀を展望した統合メディアシステムのアーキテクチャを確立し、この統合アーキテクチャの下に社会メディアアーキテクチャ、パーソナルメディアアーキテクチャおよびコンテントアーキテクチャの3階層のアーキテクチャを提案し、それぞれに具体的に実装し検証を行った。A4版、167頁。
1998年12月 「ディジタルHDTV用デコーダVLSIチップの開発」 画像電子学会 「画像電子学会誌」Vol.27, No. 6 HDTV品質の高解像度映像情報の放送・通信・蓄積システム実現に必須なデコーダVLSIチップについて、HDTVデコーダの1チップ化と開発期間の短縮をねらった開発手法と試作したチップの検証実験方法および検証結果を示した。本人は多様な映像フォーマットに対応する処理アーキテクチャを提案した。西和彦、中尾早人、小林伸志、岡田敏男、佐藤正人、藤原洋B5版、10頁(793~802頁)。
1997年10月 「HDTV空間スケーラビリティ符号化のVLSI化アーキテクチャ」 画像電子学会 「画像電子学会誌」 Vol.26, No.4 MPEG2の空間スケーラビリティ符号化をHDTVレベルで実現する方法にハイブリッドアーキテクチャおよびスケーラブルアーキテクチャを用いる。これにより最新のVLSI技術により3種類のVLSI9個と汎用メモリ11個により実現できることを示した。共著者:正村和由、小林孝之、西 和彦、持田康典。B5版、13 頁(375~387頁)。
1996年9月 「情報革命と大国の興亡」 日本国際政治学会 「季刊国際政治」 Vol.113 インターネットなどの情報通信革命がもたらす国際政治経済上の変化の大きさと、その方向について時間的かつ空間的にマクロな視座を提示し、米国に対抗するのではなく、それを補佐する形で情報通信ネットワークの発展と平和の構築に貢献するのが日本のとるべき選択であると著した。
1995年2月 「 21世紀に向けてのパーソナルコンピューティング」 情報処理学会 「情報処理」Vol.36 No.2 パソコンとワークステーションのこれからについての考察。2000年までに両者の差はほとんどなくなり、高機能が要求される分野ではワークステーションのソフトとハードのシステムが、オフィスにおいてはワークステーションのソフトとパソコンのハードが、個人用にはパソコンのソフトとハードが使用されるようになろうということをOSやCPUの進化を軸に分析した。
1990年9月 「21世紀の情報産業 -ヒトとメディアシステムの発展のシナリオと課題-」 情報処理学会 「情報処理」Vol.32 No.1 現在の情報産業という言葉から受ける受けるイメージの延長線上に21世紀を描くのではなく、情報産業の本質を明確にすることをベースに、情報産業のこれからの発展のシナリオを具体的に著した。そのための技術的要素としてはコンピュータとネットワークの結合が必須であり、ハードウェアよりもソフトの連続性が重要である。そしてハードウェアはフレキシビリティを持つ必要がある。

著書

1991年11月 朝倉書店
先端技術と私-夢をエンジニアリングして-
共著
ネットワークによって相互理解が生まれ,相互理解によって調和と平和が生まれるという考え方が大切になっていくと指摘し,特に,先進世界の人達の責任という形でそれを果たしていかなくてはならない。故に,デジタル化されたこれからの世界を担う若い世代の役割と責任は重要であるということを強調した。
1994年4月 アスキー
電脳への提言
共著
特別寄稿「私とパソコンの20年《で筆者がアスキーを創業した1978年から執筆時までを開発プロジェクトをテーマごとに解説し,パソコンとインターネットで平和を実現する未来への提言を述べた。
1996年8月 ダイヤモンド社
インターネット超時間術
単著
インターネットを使えば瞬時にして膨大な量の情報を収集することができる。そうして集めた情報をもとに「考える《から「感じる《へのパラダイムシフトが起こる。こうして時間の制約に縛られず,多くの情報をもとに「感じる《ことができるようになれば,仕事はこれまで以上に興味深いものになってゆき,個人の生き方をも転換させることがきる可能性を示唆した。
1996年12月 ダイヤモンド社
インターネット5つの予言
単著
インターネットにおいて重要なものは,リーダーシップであり,豊富なコンテンツであり,社会性を含めた投資の質および量であり,そして、この分野に対する世界観と世界戦略である。こうした条件が満たされたとき,個々の利潤の追求だけではなく,医療,教育,異文化間の相互理解にインターネットは大きな貢献をすることになると予測した。
1997年4月 大和出版
生きる技術 私の力
共著
どうすれば自分らしく生きられるか、というテーマについて筆者のこれまでの人生哲学と、これからのビジョンを述べた。インターネットによる社会の変化を解説し,インターネットによって節約できた時間をどう使うかによって人生に大きな違いが出てくるので,その使い方が問われる。また,インターネットの上で心をどう伝えていくのかなどの問題提起をした.
1997年9月 Shepheard-Walwyn Ltd.
The Challenge of Creativity and Leadership
共著
スイスの、創造性を研究する財団の年次総会において,創造性と指導力について,創造性とは未来に対する感性であると説き,指導力とは創造性とそれを実現する構想力であると述べた.本書はその発表に加筆したもので,英国の出版社から発行された.
1997年11月 ミオシン出版
世紀末ニッポンのゆくえ
共著

p115-125『モノローグの時代は終わった』
1995年時点での21世紀のコンピュータ社会の予測と予想を述べた。インタビューワーは文教大学学園 理事長の小尾圭之介。予想は楽観的でもなく、悲観的でもなく、ほぼ正確であった。同時に21世紀に向けて個人的な目標としての中学高校一貫教育についても語った。この構想は須磨学園高等学校中学校で実現した。
1999年 流通科学大学出版
大学講義の成果と検証-17の知・17の指針
共著
業界のリーダー17吊によって行われた、流通科学大学での「企業論特別講義《(96~97年度分)をまとめたもの。「21世紀の情報産業《というテーマでメディアと社会の未来について述べている。
1999年12月アスキー
週刊アスキー デジタル日記 実名・ノーカット版
単著
パソコン週刊誌「週刊アスキー《の最終ページに連載された個人BLOGのハシリとしてのデジタル日記100回を記念した特別版。週刊誌では伏せ字になっていた吊前部分が実名で登場する。また、諸事情でカットされた記録も再録されている。
2001年4月 日経BP社
ITの未来を読む 365冊+α
単著
ITの各分野についての書籍を、分野別に分類し体系化した。
日経BP社刊行の雑誌の連載を修正加筆した本である。
新たに、著者の読書法について解説した。
2002年4月 タイムライフジャパン 経営大学院
戦略行動論

『第4章 ビル・ゲイツのグローバルカンパニーへの道』
共著
マイクロソフト取締役として7年間のマイクロソフトの成長の分析とビル・ゲイツの経営について分析し、説明した本。タイムライフ社の依嘱により書き下ろした。
2005年12月 ACT4
Napoleon, the Superstar
コルシカ、パリへ。ナポレオンに誘われて。
共著
フランス皇帝ナポレオン一世にちなむエピソードを中心にまとめた。ナポレオン研究家でもあるビル・ゲイツのインタビューを収録。ナポレオンが出世するたびに変わっていった邸宅・宮殿の町を時系列的にとりあげ、解説した。コルシカ、パリ、エルバ、セントヘレナそれぞれの地で住んだ主な建物についての解説が写真と共に興味深い。
2006年1月 洋泉社
ソニー病
共著
ソニーについての辛辣な意見を開陳した。10年後にそのほとんどの予想は真実となっている。
2006年6月 洋泉社
ネットがテレビを飲み込む日
共著
20世紀の最大の電子メディアであったテレビジョンが、21世紀にはインターネットに吸収されると言う大胆な仮説を、メディアの専門家が集まり論じた。著者はその移行にとって最も大切なキラーアプリは全ての放送を録画してオンデマンドで配信することであると提言した。
2011年11月 アゴラ出版局
ベンチャーの父 大川功
単著
CSKグループの創業者であった大川功の最晩年を、ベンチャーキャピタリストとして描いたノンフィクション。大川功の語録など、忠実に再現している。また、大川功にかわいがられた著者西和彦とのやり取りを通して、大川功の夢を描く。この本はアスキーの最後の時代の一断面を記録したもので、CSKによるアスキーの買収の記録でもある。
2014年7月 高野山世界遺産記念誌刊行委員会
聖山 高野山 - 世界遺産登録十周年記念 -
共著
世界遺産登録十周年を記念して刊行された記念誌。関係者が一同に執筆をした。西は、高野山が世界遺産に指定される活動の経過を回顧して述べた。世界遺産としての高野山の未来は、四国の八十八霊場と連動する構想にあると述べた。
2014年7月 日経BP未来研究所
未来のビジネスを創造するための10のプロセスとその考え方
単著
経営計画を立案するために必要なプロセスを10にわけ説明した。同時に経営先客を失敗例を分析し、その要点を解説した。
2019年6月 毎日新聞出版平成史編集室
平成史全記録
共著
2019年6月 毎日新聞出版平成史編集室 平成史全記録 共著 平成30年余りを詳細年表で完全に網羅した一冊。P244「GAFA+M」の時代はそう簡単に崩れない--元アスキー社長・東京大学大学院IoTメディアラボラトリーディレクター 西和彦

訳書

1984年9月 講談社
インティメイトマシン(翻訳)
(原題:The Intimate Machine 原著者:Shery Turkle)
個人が所有することができるパーソナルコンピュータは文化そのものである。ハードウェアの物理的性能よりもソフトウェアと関連ハードウェアの性格とも言える文化的な設計思想が問われる時代になった。 たとえば,人工知能については,セル自体がCPUと同様の演算機能を持ったインテリジェントメモリーの集合体と考える方向性が有力になるであろう、翻訳者として指摘した。
1989年5月15日号~1990年11月1日号
アスキー ビーイング・デジタル(監訳)
(原題:Being Digital 原著者:Nicholas Negroponte)
ネットワークによって相互理解が生まれ,相互理解によって調和と平和が生まれるという考え方が,大切になっていくと指摘し,特に,先進世界の人達の責任という形でそれが果たされなくてはならない。故に,デジタル化されたこれからの世界を担う若い世代の役割と責任は重要である、ということを監訳にあたり強調した.
1995年12月
アスキー ビル・ゲイツ未来を語る(翻訳)
(原題:THE ROAD AHEAD  原著者:Bill Gates)
株式を公開してわずか10年で世界の大企業の仲間入りを果たしたマイクロソフト。その背後には,ビル・ゲイツのコンピュータ業界の現状に対する大胆な仮説と,その検証と実践への的確な指針があった.同社が次に挑戦する分野は,パソコンそのものではなく、インターネットであることを翻訳者として予測した。
アップデート版。インターネットに関して、大幅に書き加えられている。オリジナル版とアップデート版の比較が、当時のマイクロソフトのインターネット戦略を知るために興味深い。
ビル・ゲイツ未来を語るを翻訳したときに翻訳者として感じたことを現した。文章量が多くビル・ゲイツから同じ本に入れないでくれと言われ、別の冊子にして提供することになった。全20ページ。本文のすべてをPDFで公開している。
2001年2月
流通科学大学出版 インターネット広告論(翻訳)
(原題:Advertising on the Internet 原著者:Robbin Zeff, Bred Aronson)
インターネット広告の現状から,インターネットを使った具体的な市場調査の方法、オンライン広告売買の注意点まで,インターネット広告に関わる全ての人に有益な本として,翻訳にあたった.本書の意義は,単なるノウハウ集ではなく,インターネット広告を論として体系立てたことである、と翻訳者として強調した.

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